しゅうは生後7か月からスイミングスクールに通っていました。
私には夢がありました。
いつか家族でイルカのいる海でダイビングをしたい。という夢でした。
そのために子供たちに小さいうちから水に慣れさせたいと思いベビースイミングに通っていたのです。
ベビースイミングは親も一緒にプールに入って遊ぶというもので水に入ることが好きな私にとって楽しい時間だった記憶があります。
そしてここでもしゅうらしい今後を予測できるようなエピソードがありました。
4つ違いの長男も生後6か月から同じベビースイミングに通っていました。
長男は慎重派なので先頭をきって課題をこなすわけではありませんでしたが
みんなが楽しそうに輪っかをくぐったり、水中に沈めたお魚のおもちゃを潜って拾ったりしているのを最初はニコニコ笑いながら見ていて少しずつみんなの真似をして時間がかかっても自分なりのペースでやり遂げていました。
しゅうは・・・
気が向かないことは全くやりません。
ほかの子たちを横目に眺め、仏頂面で石のようにプールの端にすわっているのです。
みんなが何周まわっても
しゅうはプールの端に座っていました。
コーチにもお子さんがいらっしゃったので「うちの次男もこんな感じです。」と笑いながら
そんなしゅうを自由にさせてくださっていました。
私は
正直言ってめんどくさいなぁ。と思っていた気がします。
今なら
しゅうまいらしい。と笑って受け入れられるけど
その頃は「なんで?」と否定的にとらえていたような気がします。
しゅうだけでなく母である私も
そのころの私らしいエピソードだと言えると思います。
ベビースイミングという遊びですらムキになる私
ほかの子はできるのになぜしゅうは、私の子はできないのだろう?と考える私
私はそんな母親でした。
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